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法律事務所みちしるべのスタッフ です。
みちしるべは、日々多くのお問合せをいただいております。
初めて法律事務所に電話する方は、きっととても緊張しますよね。
法律事務所みちしるべでは、相談を希望される方からお電話をいただいた際に、まず簡単にお話を伺います。
ご相談の前にお話の概要をうかがうことで、限られた初回相談の時間を有意義なものにしていただきたいと思っております。
お問合せ担当スタッフは、お悩みを聞くことに強い責任感を持って担当しています。
弁護士に相談するようなお悩み事は、とても深刻な悩みであることがほとんどです。
また、誰にも言えずに、ひとりで抱え込まざるを得ない状況であることも多くあります。
法律事務所のスタッフは、日々多くのお問合せをお受けしています。
何もわからず途方に暮れた状態の方や、法的な手続きなどについて少し誤解があって混乱されている方などからお電話いただくことも多いです。
思ってもみなかったトラブルに突然襲われたわけですから、無理もありません。
お気持ちや状況について、落ち着いて情報を整頓をしたうえで弁護士との法律相談に臨んでいただけるよう、お問合せいただいた段階で簡単にお話を伺います。
こちらからご質問いたしますので、安心してお話いただければと思います。
法律事務所の弁護士・スタッフには守秘義務があるため、お話しいただいた内容が外部に漏れることはございません。
スタッフも弁護士と同様に、日々多くの法的トラブルに携わっているため、ほんの少しの情報の差で、結果が全く変わってしまうことの恐ろしさをよく知っています。
私たちスタッフは、自分たちの責任を常に意識して、徹底した情報管理を行っております。
お問い合わせ担当スタッフが内容を整頓して、お気持ちまでしっかり弁護士に伝えます。
みちしるべでは、お電話をいただいたときに、弁護士に情報を漏れなく伝えるために記録を残します。
弁護士が法的な判断をするのに必要な情報だけでなく、相談者様のお気持ちまでしっかり伝えるように意識しております。
法律相談のお問合せをいただいた場合に弁護士に渡す記録の例を載せてみました。
お問合せ聞き取り記録の例
(交通事故)
(交通事故)
ご本人:〇〇 〇〇様(〇〇損保の弁特あり 〇〇 センター 〇〇 さんが担当)
相手方:△△ △△さん(△△損保の△△センター△△さんが担当)
事故日:〇〇年〇〇月〇〇日
態様:信号のある交差点で青信号の横断歩道を歩行中、右折してきた車と衝突
お怪我:頸椎捻挫・腰椎捻挫
通院先:〇〇整形外科(週に3日ほど通院して治療中)
ご事情
お問合せ聞き取り記録の例
(離婚・男女関係)
(離婚・男女関係)
ご本人:〇〇 〇〇様(静岡市)
配偶者:〇〇 ◇◇さん(同居)
相手方:△△ △△さん
お子様:2人(10歳男の子・7歳女の子)
婚姻期間:〇〇年
ご事情
- 妻の不貞相手に慰謝料請求をしたい
- 〇〇年〇月〇日 妻のラインのやりとりを見てしまい、△△との不貞を知った
- 相手は妻の職場の人で、携帯の電話番号はわかっている
- ××という会話をしていたことが不貞を確信した理由
- ラインの内容は画像で控えてある
- 妻はまだ自分に知られたことに気づいていない
- △△に対しては責任を追及したいので慰謝料を請求したいと思うが、夫婦の問題については今は何も考えられないし、離婚するとしても子どもや持ち家のことがどうなるのか全く分からない
- 知ってしまった日から毎日がつらいが誰にも言えない
- 仕事が忙しいので遅い時間に相談したい
お問合せ聞き取り記録の例
(相続)
(相続)
ご本人:〇〇 〇〇様(焼津市)
亡くなった方:〇〇 ◇◇さん(父:〇〇年〇月〇日死亡・静岡市)
他の相続人:〇〇 △△さん(兄・静岡市)
※お母さまは既に故人で、ほかに兄弟はいない
ご事情
- 父が「長男△△に財産すべてを相続させる」という手書きの遺言書を残して亡くなった
- この遺言書は、おそらく兄がうまく言って書かせたものだと思う
- 兄夫婦は実家に住んでいて、父の入居施設が近いにもかかわらず、あまり父に会いに行っていなかったようだ(自分は多いとは言えないが、月に1・2度は顔を出していた)
- 兄には昔からギャンブル癖があり、父が兄の借金をかわりに返済することが何回もあった
- 兄は子供の頃から口がうまく、自分が何を言ってもいいようにされてしまうので、話し合うのが難しい
- 自分が受け取ることができるものがあるなら、兄に誤魔化されずにきちんと受け取りたい
法律相談のご予約をお取りできないケース
お問合せをいただいた後に、みちしるべが法律相談をお受けできるかどうかの確認をします。
お話を伺うときに、明らかにご相談をお受けできないケースである場合は、先にお伝えすることもあります。
弁護士職務基本規程のなかの、
「職務を行い得ない事件の規律」というきまりによって、弁護士が法律相談をお受けできない方がいます。
このきまりに該当する方かどうかの確認を行いますが、この事を、法律事務所では利益相反確認と呼びます。
事務スタッフが行う利益相反確認とは
AさんとBさんの間の問題で、Aさんから依頼を受けた場合、
Aさんの代理人として、Aさんのためになることは何かを考えて動かなければいけません。
だからもちろん、相手方のBさんの肩を持ってはいけません。
それだけでなく、依頼人のAさんに関する相談は、
受任している事件と無関係のCさんやDさんから受けてもいけません。
利益相反=トラブルの相手方がすでに相談した!というわけではありません
利益相反に該当すると言われた場合、自分のトラブルの相手方が相談したのですか?と聞かれる場合がありますが、必ずしもそうではありません。
利益相反の考え方はとても複雑で専門的なものなので、事務スタッフではなく弁護士が判断しなければならないケースもよく発生します。
現実の人間関係と、法律的に見た利害関係は全く別なので、今回のお悩みと全く関係のない、思ってもみないお相手との利益相反に該当してしまうこともあります。
該当する理由をお伝えすることはできません。あらかじめご承知おきください。
法律事務所みちしるべは、お問い合わせいただいた場合、弁護士に指示を受けたうえで折り返しのご連絡をします。
弁護士が法律的な視点でお悩み事を確認した場合に、お力になれることがない場合や、高い専門性を必要とする分野で、専門ではない場合などにはご相談をお受けできない場合もあります。
法律相談は、国家資格を持つ弁護士に許された職域です。
弁護士との法律相談の前にお話を伺いますが、スタッフは法的なアドバイスは行いません。
国家資格を持つ弁護士でないと、法律的なアドバイスを行ってはいけないきまりなのです。
弁護士のする業務は、人の人生を大きく左右することも多く、責任が重大なものばかりです。
法律相談も、弁護士が強い責任感を持って行っています。
【営業時間】平日:午前10時から午後7時まで
※電話でのご相談は人身事故についてのみ対応しております。
必要事項をご入力のうえ、送信ボタンを押してください。
内容を確認後、担当からご連絡いたします。